2011年10月26日水曜日

佐藤健太さんのお話~健康生活手帳のことなど


 佐藤健太さんを囲む会には、おかげさまで、40名ほどの方にお集まりいただきました。有難うございました。佐藤さんには、飯舘村の四季折々のスライドを交えながら、事故直後のようすや、手作りの健康生活手帳の話、位置付けもはっきりしないまま、防護服も与えられずに、草刈り作業に村民が従事していることへの不安、村民のコンセンサスがないまま、除染のスケジュールが発表されることへの疑問、中学生を連れてドイツを訪問したエピソードなどなど、この間のめまぐるしい体験と、語りつくせない思いの一端を時間の許す限り、お話をしていただきました。

 健康生活手帳を配ろうとしても、「計画的避難」によってバラバラになってしまった村民の避難先がわからないために、送付するのにも苦労しているが、じぶんたちでしっかりと記録を残すことが大切さだ、と強調していらっしゃいました。今まではチェルノブイリ事故が原子力災害対策の ものさし だったが、これからは、福島の事故が基準になるので、いいかげんな基準を作らせないためにも被災者がしっかりとした対応を求めなくてはいけない、という言葉が心に残りました。質問に答える形で、放射線は遺伝子を傷つけて、切断してしまうばかりでなく、家族関係や村民の人間関係をも断ち切ってしまう、ともおっしゃっていました。

 聞きかじったまとめ方や取り上げ方は、ご本人の主旨に背いてしまう恐れもあるので、ここまでとしますが、宮腰さんが映像を記録しておりますので、またなんらかの形でお話の内容はご紹介できると思います。

 また、飯舘村の健康生活手帳のことが、日経ビジネスの記事になっていますので、下記のURLにアクセスしてお読みください。

立ちあがった2つの「被ばく手帳」

(次のURLをクリックすると、日経ビジネスの広告が最初に現れる場合がありますが、右上の”このページをスキップする”というタグをクリックすると記事に飛びます)
http://business.nikkeibp.co.jp/article/life/20111024/223392/?P=1

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