2011年12月31日土曜日

「京都で冬休み」~ゼミナールハウスの下見等
諸事報告


 12月27日に、宮腰さんと柏村さんのお二人が、京都府立ゼミナールハウスに下見に行きましたので、宮腰さんのレポートを下に転載いたします。
 「京都で冬休み」プランには、多数の応募があり、選考の結果、7組のご家族をお招きすることになりました。カンパも続々と寄せられています。カンパをお寄せ下さったみなさまには、本来ならば、めいめいに、それぞれお礼とご挨拶をするのが礼儀とわきまえてはおりますが、プラン実行前でバタバタとしておりまして、それもかないません。ひとまず、この場を借りて、お礼を申し上げます。本当に有難うございます。プランが実現したのち、また、しっかりと報告、御礼を述べる所存です。
 とりわけ、宮腰さんの紹介で、山口県宇部市で、長年チェルノブイリ救援活動をされてこられた平和を願う草の根グループ「えんどうまめ」様(代表石川悦子さん)には、グループとして、この計画に協賛を賜りましたので、お知らせしておきます。くわしくは、また、稿を改めてご報告したいと思います。やはり、チェルノブイリのことを理解している人たちの行動の早さ、理解の深さに脱帽です。(滝澤)


平和を願う草の根グループ「えんどうまめ」HP
http://endoumame.net/

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みなさま
 12/27、柏村さんとゼミナールハウスに下見に行ってきました。
 京都市街北西部・仁和寺あたりの「福王子」というところから国道162号線を北上し、ゼミナールハウスまで車で約30km、40分ほどでした。
中心部からだともっとかかるはずですが。

 思っていたよりも立派な外観にまず驚き、中もさすが府がやっているだけあって、ちゃんとしてました。特に施設で問題らしいことは見あたりませんでした。

 5日と6日は貸し切り状態なので、お子さんも気兼ねなく遊べるでしょう。
7日は成人式があるそうで、70人程度(?)の新成人が集うようです。

 ここでは夏にも福島の子供の受入をされていたそうです。
担当の方や、その上司の方と話し、こうしたことに理解がある方々とお見受けしました。
http://jippo.or.jp/html/1106_1_2.html

 歓迎会での食事は当初懐石となってましたが、おすすめもあり、ちゃんこ鍋となりました。

 難点は、公共交通機関で行くのが、ちょっと大変なことですが、京都駅からバスで周山バスセンターに行き、さらに乗り継ぐと自力で行くことは可能です。
(右の写真はユニットハウスの外観)

●ゼミナールハウスのウェブサイト
http://kyosemi.or.jp/

●バス時刻表
http://kyosemi.or.jp/_userdata/JRbus.xls

 乗り継ぎがうまくいくと2時間程度で、まずいと待ち時間が長くなるので要注意です。
 また、バスは平日のみの便もあるので、事前に調べておく必要あり、です。

宮腰

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右の写真は、野外レクリエーション(晴天無風時、ポリ袋熱気球実験)で使用予定のヘリポート。
左下の写真は食堂のようすです。



2011年12月19日月曜日

12月21日(水)
 放射能除染の現状と問題点/京都大学

今週の水曜日の昼過ぎに、京都大学職員組合理学部支部主催の講演会がございます。お近くの方は、ぜひ、足をお運び下さい。以下にチラシの文面を転載します。(ふだんは、大学の建物は関係者以外立ち入り禁止で、うるさいですが、「知人に講演会のことを聞いた」と言えば、聴講できるはずです)
 熊沢さんは、当ブログ一押しの科学雑誌「現代化学」7月号にも、除染に関する記事を寄稿されています。
現代化学7月号目次
http://www.tkd-pbl.com/book/b89142.html

現代化学7月号の記事から「チェルノブイリとフクシマ」(綿貫礼子・吉田由紀子)の一部紹介
http://kyoto-sien.blogspot.com/2011/06/blog-post_23.html
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福島第一原発事故
放射能汚染の現状と問題点
お話 熊沢紀之さん (茨城大工学部)
時:12月21日(水) 12:15~
所:理学部4号館 第2セミナー室
http://www.sci.kyoto-u.ac.jp/modules/tinycontent9/index.php

 熊沢さんは、チェルノブイリ事故の化学処理方法の研究を行ってきた経験に基づき、福島県飯舘村、伊達市において、原子力研究所のグループと共同で除染実験ならびに除染活動に参加しておられます。
 これらの経験から、汚染拡大防止や除染の基本的方法を紹介し、現在行われている除染の問題点や課題についてお話ししていただきます。また、除染を実行するための社会システムの重要性についても言及したいとのことです。 
京大職組 理学部支部

2011年12月16日金曜日

12月18日(日)
「チェルノブイリ・ヒバクシャ救援関西」
発足20周年の集い

当会が、ひとかたならぬお世話になっている振津さんたちの「チェルノブイリ・ヒバクシャ救援関西」発足20周年のつどいが、下記の要項で、開催されます。みなさま、お誘い合わせの上、ぜひ、お出かけ下さい。
 振津さんとは、ICBUW(劣化ウラン兵器禁止を求める国際連合)の第3回国際大会が広島で開かれた2006年以来の知り合いですが、まあ、振津さんを三蔵法師とすれば、私などは、せいぜい沙悟浄レベルです(もっとレベル低いよ、っていう声が聞こえてきますが。お伴にもしてもらってないので)。振津さんや、山科さん、長澤さん、猪又さん、田中さんなど、20年越しでチェルノブイリに関わってこられたことの重みが、今あらためて、身にしみます。
 振津さんたちが、繰り返してはならない、と訴えてきた核災害が、日本で起きてしまい、救援関西の関係者の方々のショックはいかばかりかと思いますが、その歩みから学ぶことで、フクシマの事故に立ち向かい、受けて立つ今後の力にしたいと思います。私たちもちょっぴり、おじゃまします(私のちょっぴりは、相当厚かましいですが)。
 振津さんのベラルーシ訪問速報、必聴です!

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「チェルノブイリ・ヒバクシャ救援関西」発足20周年の集い

■日時:12月18日(日) 1時半~4時半
■場所:大阪市立総合生涯学習センター・第1研修室(大阪駅前第2ビル5F)
http://www.manabi.city.osaka.jp/contents/lll/sisetu/inview.asp?CONTENTNO=665
■プログラム:
*代表挨拶:山科和子
*事務局報告:
  20周年を振り返って:猪又雅子
  チェルノブイリ被災地訪問報告/来年の取組みに向けて:振津かつみ
*若者の取組み:
  佐藤努さん(弾き語り/福島県楢葉町から千葉県に避難している介護士さん)
  「ゴー !ゴー!ワクワクキャンプ」実行委員 (京都)
  山崎玲夏さん(福井) 等
*全体討論/アピールなど
■救援バザー:購入したてのベラルーシ民芸品が沢山あります!おいしい手作りケーキもどうぞ!
■参加資料代:500円

2011年12月12日月曜日

自主避難者の転居サポートプラン/東日本大震災復興支援財団

みなさま、新聞報道等で、すでにご存じの方も多いと思いますが、このブログで見つける人もいらっしゃるでしょうから、お知らせしておきます。「東日本大震災復興支援財団」が、自主避難者のサポートなどのプランを発表しています。
以下のURLで、詳細をご確認ください。
http://minnade-ganbaro.jp/press/press_20111207_01.html
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未来に向けて一歩ふみだす福島の親と子どもを応援するプロジェクト「ふみだすふくしま」を開始

このたびの東日本大震災により被災された皆さまに心よりお見舞い申し上げます。

公益財団法人 東日本大震災復興支援財団(代表理事: 藤井 宏明、以下 当財団)は、このたびの震災による大きな困難にも負けず、未来へ一歩を踏み出す福島の親と子どもを応援するプロジェクト「ふみだすふくしま」を開始いたします。

「ふみだすふくしま」では、「一時転居サポート」を通じた助成をはじめ、一般社団法人ふくしま連携復興センターやさまざまなNPO団体と連携しながら、生活相談窓口「ふみだす生活サポートセンター」の開設や、学習サポートプログラム「ふみだす探検隊」、「ふみだす集中ゼミin会津若松」、「ふみだす未来の教室in南相馬」を実施し、被災者の皆さまを、経済面・学習面などさまざまな側面から応援いたします。


正式名称 ふみだすふくしま
開始日 2011年12月7日(水)より順次開始
プログラム

1. 「一時転居サポート」 (お子さままたは妊婦の方がいる世帯を対象にした一時転居助成金)
2. 「ふみだす生活サポートセンター」 (窓口・電話・メールでの一時転居や生活に関する相談)
3. 「ふみだす探検隊」 (小学生を対象にした体験学習プログラム)
4. 「ふみだす集中ゼミin会津若松」 (中高生を対象にした受験/学習サポート)
5. 「ふみだす未来の教室in南相馬」 (発達障がいのお子さまを対象にした学習サポート)

提携団体 一般社団法人 ふくしま連携復興センター、特定非営利活動法人 喜多方市グリーンツーリズムサポートセンター、特定非営利活動法人 キッズドア、特定非営利活動法人 寺子屋方丈舎、特定非営利活動法人 トイボックス

福島のお子さまと、お子さまや妊婦の方がいる世帯を応援します。


東日本大震災は、地震と津波により東北地方に甚大な被害をもたらしました。中でも福島県は、同震災によって引き起こされた原子力発電所の事故によって、今も放射線の影響と戦うことを余儀なくされています。お子さまや妊婦の方がいらっしゃるご家庭の不安はとくに大きく、生活面でさまざまな問題に直面し、中には転居をせざるをえない世帯もいらっしゃいます。そこで当財団では、福島県でがんばる家族と福島県を離れてもがんばる家族、それぞれをサポートするため、本プログラムを通じて福島の皆さまを応援します。

各プログラムの詳細は添付ファイルをご参照ください。
http://minnade-ganbaro.jp/press/assets/pressrelease_FumidasuFukushima111207.pdf

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東日本大震災:一時転居サポート、最大20万円を助成--復興支援財団 /福島
毎日新聞 2011年12月8日 地方版
 ◇受け付け開始

 東日本大震災復興支援財団(藤井宏明代表理事)は7日、県内から一時避難のために住所を移した大学生以下の子どもか、妊婦のいる世帯向けに最大20万円を助成する支援事業「一時転居サポート」の応募受け付けを始めた。転居に要した住居・交通費などに充ててもらう。

 対象は、年間所得500万円未満で、8月24日~来年4月10日に転居・転居予定の世帯。8月にも同様に一時避難世帯2247世帯に支援を行ったが、予定を大幅に上回る応募あったため、今回は5000世帯に対象を拡大した。同財団はソフトバンクの孫正義社長の寄付で設立された。応募は、同財団のホームページ(http://minnade-ganbaro.jp/aid/refuge_2/index.html)。問い合わせは、同財団0120・975・053(平日・土曜午前10時~正午、午後1~5時)。

 また、15日からは福島市太田町に子どもの健康などの生活相談窓口「ふみだす生活サポートセンター」も開設する。ふくしま連携復興センター(清水修二代表)と協力して対応する。受付時間は水曜、日曜、祝日を除く午前10時~午後6時。【乾達】

2011年12月11日日曜日

福島の児童・生徒向け
冬季交流プログラム/秋田


 夏休みに続き、秋田県あげて、福島の子どもたちを受け入れる多彩な取り組みがあります。
以下のHPで詳細をご確認下さい。
「福島っ子と秋田っ子の冬期交流プログラムの計画について」
http://www.pref.akita.lg.jp/www/contents/1321944756926/index.html
 ちなみに、私は青森に5年間住んでいましたが、隣県秋田には、ほとんど行ったことがないんです。ちょっぴり憧れの土地。
 秋田に行った思い出というと、関東に戻ってから友人と鳥海山に登ったくらいかなぁ。もちろん、秋田にもぜひ行ってみたいです。津軽衆と同様、秋田人も気分のよい人たちです。(滝澤)
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秋田県、冬休みも福島っ子受け入れ 雪遊びなどで交流
(河北新報)
 秋田県教委は冬休みの期間、東京電力福島第1原発事故により外で自由に遊べない福島県の小中学生を秋田県に招き、雪遊びなどで地元の子どもたちと交流するプログラムを実施する。
 受け入れ期間は、冬休みが始まる12月23日から小正月の伝統行事が終わる2月末まで。福島県内の小中学校に在籍する児童生徒とその保護者が対象で、3食付きの宿泊費と交流活動費を秋田県教委が負担する。
 宿泊日数はプログラムによって異なり、冬休み終了後は土、日曜日や祝日を利用した短期の受け入れを想定。プログラムの内容は、かまくら作りやスキーなどの雪遊び、伝統行事の「火振りかまくら」(仙北市)や「掛魚(かけよ)まつり」(にかほ市)の体験学習など。福島県教委を通じて参加者を募集している。
 秋田県は夏休みも福島県の子どもの受け入れ事業を実施。保護者を含め延べ5524人が利用し、秋田県内で観光などを楽しんだ。冬休みは両県の小中学生の交流に重点を置いたプログラムを設定した。(2011年12月09日金曜日)

2011年12月10日土曜日

青森で 福島の子ども冬休み受け入れプラン
☆のびのび遊ぼう青森県☆

いつも、ご協力いただいている長井さんからの情報です。

ぜひぜひ、青森にも来いへ!(こいへ、っていうのは、いらっしゃい、ていうことです。ちょっぴり、インチキな津軽弁講座でした。ネイティブの津軽弁使いではないので…。たぶん、正しいはずです。人よし、水よし、景色よし。とにかく津軽はよいところです)
 10日で締切ですが、空きがあるため、締め切り後も、まだ受け入れ可能だそうです。

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☆のびのび遊ぼう青森県 ☆

冬の青森県を体験してみませんか?ご参加をお待ちしております

期間  2011年12月23日(祝)~28日(水)

場所  青森県立梵珠少年自然の家

〒037-0611 青森県五所川原市神山字殊ノ峰117-602
℡ 0173-29-3303

費用  無料

定員  30人程度(保護者を含む)

申し込み内容

保護者氏名(フリガナ)参加の有無も
住所、緊急連絡先

参加者氏名、性別、年齢、学年(フリガナ)
その他アレルギーなど、心配なことがあればお書き下さい

申込み 申込書を記入の上、郵送又はFAXにて

〒036-8214

青森県弘前市新寺町62

福島学童保養を受入れる有志の会事務局

   下間 正博(しもつま まさひろ)

        FAX 0172-32-4675

問合せ  TEL 090-3114-9085(下間携帯)

締切り  12月10日(土)

主催   福島学童保養を受入れる有志の会
今回の保養は放射能から少しでもお子さんたちを離れさせることを目的に、青森県弘前市を中心とした有志で企画いたしました。
期間中宿泊施設内で放射能についての学習会なども予定しておりますので、ご参会いただければと思います。
※詳しい日程は、後日参加者にお知らせいたします。

※もう閉め切りなのですが、まだ空きがあるということです。

2011年12月9日金曜日

「京都で冬休み」
福島(被災地)の子どもたち向け保養プラン

《ご注意》 以下の企画は、昨冬のものです。
この冬の企画(2012.12.24~27)は、以下のアドレスをご参照下さい。
「京都でクリスマス」(第二回京都で冬休み)
 http://kyoto-sien.blogspot.jp/2012/11/blog-post_28.html

 みなさま、いつも「京都から東日本大地震被災者を支援する会」を応援して下さり、有難うございます。私たちは、震災直後の3月の段階から、放射能汚染の厳しい土地から、子どもたちを避難させるように呼びかけてまいりました。当初(4月)は、子どものショートステイ、ホームステイという案を携えて福島を訪れましたが、被災地のニーズとかみ合わず、残念ながらこのプランは不首尾に終わりました。
 その後、ゴー!ゴー!ワクワクキャンプのみなさんが、5月のゴールデンウィークと夏に、こどもキャンプを京都で実現されたことは、このブログの読者のみなさんのよく知るところです。とりわけ、今夏、一か月に及ぶキャンプを実現されたことには、その苦労、努力を思うとき、ただただ頭の下がる思いです。子どもを呼ぼう、と掛け声だけは勇ましく、実際には何もできてこなかった私たちとしては、忸怩たる思いがありました。
 そこで、このたび、満を持して、というわけでもありませんが、ささやかながら、福島をはじめとする被災地から、子どもやお母さんたちを招待することに決めました。まだまだ準備の途中で、資金集めも緒についたばかりですが、心はみなさんとともにあります。以下のプランにどうぞ、ご参加下さい。
支援する会代表世話人 滝澤 寛
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☆「京都で冬休み」                           

福島(被災地)の子どもたち向け保養プラン

 2011年3月11日の東日本大地震で被災し、また、その後の原発事故による放射能汚染に対する不安な日々を送っている子どもたち向けの冬休みプランです。日頃の不安や心配から、ひとときでも解放される時間を提供したいと考え、被災者支援活動の一環として企画しました。主に福島の子どもたちを参加対象に考えていますが、宮城や岩手からの参加者も歓迎します。

               スケジュール
■期 間   
                                
2012年1月5日(木)~8日(日)  3泊4日        

■ところ

京都府立ゼミナールハウス
(京都市右京区京北下中町鳥谷2 電話:075-854-0216 )

■内 容

原則として、ご家族単位で、のんびりと過ごしていただくことを目的とします。5日の晩は歓迎の夕食会を開きます。また、2日目(または3日目)の午後には懇親会をかねて、関西圏に福島から移住された方との交流会(お茶会)を企画しています(交渉中)。滞在期間中の午前・午後ないし夜間に簡単なレクリエーション(ゲーム大会、星空観察会等)を準備していますが、希望者による自由参加とします。

応募、問い合わせ頂いた方に、さらに詳細なプランをお知らせします。

■参加対象 

福島県在住の高校生までのお子さんをお持ちのご家族を主な対象として考えていますが、宮城・岩手等、被災地全域からの応募を歓迎します。母子等ご家族単位での参加を原則としますが、小学校高学年以上の場合、お子さんのみの参加もご相談に応じます。

■参加費用

ゼミナールハウス滞在中の宿泊費・食費無料。大人1人につき、1万円、子ども1人につき5千円(中高生金額応相談)、交通費を補助します。それ以外にかかる費用(主に交通費)はご負担願います。

■募集人員 

5家族(5部屋)15名(最大18名まで) (最少催行人数の目途は2家族とします)

■申込締切  12月23日(金)

主催 京都から東日本大地震被災者を支援する会
協力 ゴーゴーワクワクキャンプ
協賛 平和を願う草の根グループ「えんどうまめ」(山口県宇部市)

問い合わせ:tel: 090-9977-0131(滝澤 寛)
      e-mail : kyoto.sien@gmail.com 

ブログhttp://kyoto-sien.blogspot.com/

〒606-8502 京都市左京区北白川追分町 京都大学理学研究科4号館404号室気付

(上記の所在地は、あくまで立ち寄り先ですので、郵便物のやり取りが必要な場合のみお受けします。大学への電話連絡は、一般業務の妨げになるおそれがあるので、お受けできません。あしからず、ご了承ください)

2011年12月2日金曜日

東北へ行こう! ~東北応援パス~


帰りなんいざ、田園まさに荒れんとす

 原発事故直後は、若者は汚染地帯に行くべきではない、ということがしきりに語られましたが、私はこの意見には違和感がありました。
 こうした考えは、問題にフタをすることにもつながりかねないし、むしろ未来を担う若い世代の人たちにこそ、積極的に被災地の実情を知ってほしい、と思ったからです。放射能に汚染された土地には、今でも大勢の若者や子どもが暮らしているわけですから、なおさらです。
 もちろん、放射能で汚染された土地に出向くには、それなりの覚悟や用意は必要ですが、事実を目撃する価値、同時代を正しく呼吸する意義にも目を向けてほしい。
 被災地の方々のマインドとしては、見物に来たのか、短期間で何がわかる、といった反感を抱く方も当然いらっしゃるでしょうが、そうしたことを先回りして心配していては何もできません。若者には、ぜひチャンスを作って、福島に限らず被災地を訪れてほしいと願っています。私自身は、福島以外の被災地を訪ねることができていないので、震災から一年経つ前に宮城や岩手も訪れなければ、と思っています。(ついでに、津軽まで、足をのばせれば、なんぼか、あずましいっきゃ)

 JR東日本の取り扱いですが、年末、「東北応援パス」という企画券が発売中です。利用してみてはいかがでしょうか。   (滝澤)
http://www.jreast.co.jp/tickets/info.aspx?GoodsCd=1785
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平成23年12月における土休日の2日間、JR東日本線、青い森鉄道線、IGRいわて銀河鉄道線、北越急行線及び伊豆急行線の普通列車(快速含む)の普通車自由席が乗り降りできるきっぷです。
★新幹線・特急列車等をご利用の際は別に特急券等をお買い求めください。

■ご注意■
東日本大震災等の影響で列車の運転見合わせをしている区間のうち、バスによる代行輸送を行っていない区間がございます。その区間では路線バスによる運転を行っておりますが、「東北応援パス」ではご乗車になれません。ご乗車の場合は、別に運賃が必要です。「詳細をご覧ください」をクリックいただき、ご確認ください。
詳細をご覧ください(下記アドレスをクリック)
http://www.jreast.co.jp/tickets/pdfFile.aspx?GoodsCd=1785&No=03

■取扱箇所■ お求め・お問い合わせは、フリーエリア内のJR東日本の駅のみどりの窓口、びゅうプラザ、提携販売センターおよび主な旅行会社へ。
(一部お取扱いしていない箇所もあります。)

■発売期間■ 平成23年11月3日~平成23年12月24日
※ご注意
各利用開始日の初日までの発売となります。例:12月3日(土)~4日(日)ご利用のきっぷは、
12月3日(土)までの発売です。12月4日の発売はいたしません。

■有効期間■ 連続する2日

■利用期間■
第1回 平成23年12月3日~4日
第2回 平成23年12月10日~11日
第3回 平成23年12月17日~18日
第4回 平成23年12月23日~24日
第5回 平成23年12月24日~25日

■設定区間・おねだん(円)■
設定区間 おねだん
東北応援パス   フリーエリア 東北応援パス   フリーエリア 大人 9,500円
小児 4,000円