2012年9月7日金曜日

9月9日(日) ドイツの経験を聞く~
アンゲリカ・クラウセンさんを迎えて
脱原発と再生可能エネルギーの推進を考える

 みなさま、直近のお知らせで恐縮ですが、以下の講演につき、振津さんから、ご案内をいただきましたので、内容を転載いたします。お近くの方はぜひ、お出かけ下さい。

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アンゲリカ・クラウセン(I P P N Wドイツ支部議長)を迎えて~
脱原発と再生可能エネルギーの推進に向けてドイツの経験を聞く


日時:9月9日(日)午後2時~4時半
会場:西宮市大学交流センター
阪急西宮北口駅北東
ACTA西宮東館6階
http://www.actafan.com/map.html
 フクシマ原発事故により大量の放射能が放出され、広大な放射能汚染地では何百万人もの人々が放射能と闘いながら日々暮らすことを余儀なくされています。東京電力福島第一原発では高汚染の中で被ばくしながら多くの労働者が事故処理作業にあたっています。事故発生から1年半経っても事故は収束していません。国と電力会社は、原発推進の結果起こしたフクシマ事故とその被害について、真摯に反省することもなく、大飯原発の再稼働を強行しました。「フクシマを繰り返させない」ためにも、大飯原発を停止させ、各地の原発再稼働を許さず、脱原発と再生可能エネルギーへのすみやかな転換を実現させなければなりません。
 8月末に広島で開催された「核戦争防止国際医師会議」(IPPNW)世界大会に参加するため、IPPNWドイツ支部議長のアンゲリカ・クラウセンさんが来日されています。26年前のチェルノブイリ事故による放射能は、原発周辺の国々だけでなく欧州全域、さらには北半球全体に広がりました。ドイツを含む欧州各国にも放射能の“ホットスポット”ができ、食品汚染や健康影響が問題となりました。チェルノブイリ事故を契機にドイツでは反原発運動が盛り上がり、脱原発と再生可能エネルギー推進へと大きく政策転換がなされました。IPPNWドイツ支部は、チェルノブイリ事故後ずっと、そして昨年フクシマ事故後に脱原発を決定的にしたドイツでの脱原発運動も積極的に担ってきたグループのひとつです。脱原発と再生可能エネルギーへの転換を運動の力で実現したドイツの経験を、アンゲリカさん来日の機会に、ぜひお聞きしたいと、急遽、講演・交流集会を持つことになりました。
ぜひご参加下さい!

●アンゲリカ・クラウセンさんのプロフィール
1970年代、学生時代から、反戦・核兵器反対・反原発原運動に参加。チェルノブイリ事故後は、幼かった二人の子どもとともに反原発デモに参加。1987年にIPPNWドイツ支部のメンバーになり、1998年から議長。ウクライナなどチェルノブイリ被災国を数回訪問し、現地の医師らと協力してIAEAなどによる被害の過小評価批判にも取組む。2003年、イラク戦争直後のイラクを訪問。IPPNWドイツ支部は、「ウラン兵器禁止を求める国際連合」(ICBUW)の創設団体のひとつでもあり、イラク南部バスラの医師らの疫学調査を支援するなど、ウラン兵器禁止にも積極的に取組んでいる。
本業は精神科医で、Bielefeldで開業。ドイツ在住のトルコ移民や、アフリカや中央アジアの紛争国から拷問などを経験してドイツに亡命・移住してきた人々のカウンセリングなどにも取組んでいる。

共催:チェルノブイリ・ヒバクシャ救援関西
原発の危険性を考える宝塚の会/新エネルギーをすすめる宝塚の会
資料代:700円 問い合わせ:「救援関西」事務局
(090-3941-6612 ふりつ)

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